カードローンの入会(申込・契約)だけで個人信用情報に傷がつく?

カードローンの申し込みと信用情報の関わり:カードローンの申し込み→消費者金融、銀行、信販会社:審査、契約→確認、登録←提供:信用情報機関。「カードローンは申し込みをすると信用情報に記録されるよ!だけどこれは「申し込みの事実」が情報として残るだけ。ブラックリストとは全然違うよ!」

カードローンやキャッシングの契約をしても信用情報に傷はつきません。個人信用情報は過去の返済や利用履歴が登録されていて、クレジットカードやローン審査で必ず使われます。

個人信用情報への登録は、クレジット会社や金融機関が与信管理をするために法律で義務付けられているので、個人信用情報にキャッシングやローン等の利用履歴が登録されるのは当然のことになります。

信用情報に傷がつくというのは、クレジットカードやローンの利用に問題があったことを指していいます。例えば、返済の支払いに延滞(異動情報)があった、債務整理などの法的手続きをした等は、信用情報に傷がついた状態といえます。一般的に言われる、いわゆるブラックリストとはこのようなことを意味しています。

個人信用情報には一定期間を過ぎると消えたり、登録される情報には対象があったりしますが、それについては個人信用情報の記事で詳しくまとめています。

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スマホの購入は個人信用情報に登録される

身近な例として、スマホや携帯電話の割賦購入(かっぷこうにゅう)は、個人信用情報に登録されます(※)。割賦購入は今では一般的で、本体代金や電話料金を毎月に分けて支払う方法ですが、支払いに何らかの問題が生じれば個人信用情報に傷がつくことになります。

携帯電話やスマホの分割購入にも審査がありますが、他のクレジット契約と比べて厳しくありません。それでも審査に通らない場合は個人信用情報に延滞の記録がある可能性があります。個人信用情報は誰でも確認することができます。個人信用情報の記事で確認方法を解説しています。

「割賦販売法 指定信用情報機関制度」といいますが、CICでは平成22年12月17日から施行され、悪質な勧誘行為や過剰与信などを防止するために制度が強化されました。

参考:割賦販売法 指定信用情報機関制度

公共料金の延滞はクレジットカード払いだと傷がつく

電気や水道、ガスなどの公共料金はクレジットカード払いができます。公共料金は毎月必ず支払うので、カード払いにしておくとクレジットカードのポイントが貯まってお得です。家計の簡単な節約術として利用している人も多いと思います。

しかし、クレジットカードで支払うということは、延滞があれば個人信用情報に事故(異動)情報が登録されるということです。ちなみに公共料金は口座振替や直接支払いをしている場合、延滞があっても個人信用情報には登録されません。

延滞の事実は最長で5年間にわたって個人信用情報に載るため、その期間のローン審査は通らない可能性が高くなります。

節約になる反面、このようなリスクもあるということを知っておいてください。

延滞やトラブルは金融機関でも保管される

個人信用情報は一定期間を過ぎると情報が消されます。例えばカードローンのケースでは、ざっくりと下記のようになります。

  • 申込みは最長6ヵ月間 ※
  • 延滞の異動情報は最長5年間
  • 自己破産や個人再生は最長10年間などです。

※ カードローンやクレジットカードなどは申込んだという事実も登録されます。

個人信用情報に傷があっても上記の期間を過ぎると、個人信用情報から問題のあった記録は消え、晴れてブラックリストから解放されます。これによって信用情報の傷が原因で審査に落ちることはなくなります。

しかし、個人信用情報から傷が消えても、トラブルのあった金融機関やクレジット会社は個別に取引情報を管理しています。過去に問題があった企業や銀行で申込んでも、高い確率で審査は落ちると考えられますので、別の金融機関を探すほうがいいかもしれません。

返済トラブルを起こしてしまった金融機関のグループ会社が、別の金融商品を展開していることもあります。この場合は審査に通る可能性があります。グループ会社内で顧客情報を共有しているとは限らないからです。

大手カードローン会社のグループ関係

プロミス SMFGグループ
アコム 三菱UFJ銀行
SMBCモビット 三井住友銀行グループ
アイフル

大手の消費者金融ではアイフルだけが、銀行グループに属していません。

個人信用情報と総量規制

総量規制はクレジット会社や消費者金融の融資に上限が決められていて、年収の3分の1を超える借入はできません(※)。個人信用情報には、借入極度額(限度額)などの情報もあるため、現段階でいくら借りているのかも確認できます。

※奨学金や住宅ローンは別です。その他、総量規制の例外もあります

クレジットカードのキャッシング枠とカードローンの限度額

クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。通常のクレジットカードの利用はショッピング枠で、買い物をして支払い方法にクレジットカードを選ぶとショッピング枠になります。

キャッシング枠は、カードローンと同様に現金を借りることです。そして、このキャッシング枠は総量規制の対象となります。

あまり知られてないことですが、キャッシング枠そのものが上限額まで借りているものとして計算されます。ショッピング枠が20万円ある場合は、すでに20万円の融資を受けていると判断されます。

具体的には、年収120万円の人の融資上限額は40万円(年収の1/3)で、キャッシング枠が20万円あると、追加の融資を申し込んでも最大で20万円までとなります。カードローンも同様に、利用するしないに関わらず利用限度額が対象になります。

融資額を増やすためには

クレジットカードのキャッシング枠は申込みの段階でも無しにすることができます。また、カードローンも解約をすることで、融資額に余裕を持たせることもできるので、状況に応じて検討してみるといいと思います。

銀行系カードローンはそもそも総量規制の対象外で関係ありません。そのため追加融資は銀行カードローンでもできます。


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