自動車税の滞納はこんなに危険!差し押さえの流れと回避する方法

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自動車税の納付書は毎年5月に送付されますが、支払いができず未納のまま数ヵ月放置している方も多いかもしれません。

しかし自動車税を滞納すると財産が差し押さえられる危険があるため、滞納を放置するのは非常に危険です。

この記事では自動車税を滞納するリスクと、差し押さえまでの具体的な流れをまとめました。

支払いの目処が立たない時の解決策も提案していますので、自動車税でお困りの方はぜひご覧ください。

自動車税を滞納するとどうなる?

自動車税の滞納には、差し押さえ以外にもこういったリスクがあります。

車検に通らない

車検を取る際には「自動車税納税証明書」が必要ですが、自動車税を滞納していると納税証明書が発行されないため、次回の車検を受けることができません。

「それなら車も古いし、いっそ廃車にしてしまおう」と考える方もいるかもしれませんが、たとえ廃車にしても既に発生している納税義務は消えないので、いずれにせよ自動車税の支払いは必要になります。

延滞金が発生

自動車税の支払期限を過ぎると、その翌日から延滞金が発生します。

延滞金については後ほど詳しく触れますが、大体2~3ヵ月滞納したあたりから延滞金が徐々に膨らみ始めます。

納税額が高額なほど延滞金が増えるスピードも速くなるので、できるだけ早急な対処が必要です。

給料や預貯金を差し押さえられる

何度督促をしても支払いがない場合は、最終的に財産を差し押さえられます。

まず預貯金や給料が差し押さえ対象となりますが、預貯金については全額差し押さえができるので、口座残高がある場合はぞの全額が差し押さえになる可能性があります。

給料については基本的に4分の1まで差し押さえができますが、33万円を超えた部分についてはこちらも全額差し押さえが可能です。

ちなみに給料の差し押さえは前もって会社に通知が行くため、滞納が会社にバレてしまうのも大きなリスクと言えるでしょう。

不動産や家を差し押さえられる

現金による回収が難しい場合は、車やバイク、不動産なども差し押さえ対象に入ってきます。

生活に最低限必要な家財道具や仕事道具については差し押さえができませんが、たとえば高級家電やブランド品などは贅沢品とみなされ持っていかれる可能性が高いでしょう。

差し押さえた物はその後競売にかけられますが、民間の買い取り業者に比べかなり安い相場で取引されるため、状況次第では自分で売却して税金の支払いに充てた方が得策かもしれません。

自動車税の滞納から差し押さえまでの流れ

差し押さえまでの流れは基本的にこのようになっています。

納付書が届く

自動車税の納付書は、毎年4月1日に車を所有している人に対して5月上旬に送られます。

納付書の支払期限は5月末日なので、本来はそれまでに支払いを済ませなければいけません。

督促状が届く

5月中に納付をしなかった場合は、6月中旬頃に督促状が届きます。

督促状は「自動車税の納付がまだなので、この日までに支払いをしてください」といった内容で、指定の期日までに支払いをすればそれ以上危険な事態に発展することはありません。

催告書が届く

督促状を送付しても納付をしないままでいると、今度は催告書が届きます。

催告書は督促状から1~2ヵ月後に送られてくることが多く、支払をするまで何度も届く場合があります。

催告書になるとかなり厳しい文面になり、「支払期日までに納付がない場合は、財産調査を行ったのち財産を差し押さえる可能性があります」といった内容が書かれています。

さらに催告書が届く頃になると延滞金の額も膨らみ始めるので、ここまでくるとかなり危険な状況と言えます。

差し押さえ通知がくる

ここまできても支払わない場合は、最終通告として差し押さえ通知が届きます。

書面に記載がある期日までに支払をすればギリギリ差し押さえは回避できますが、支払わない場合は財産調査が行われた後いよいよ差し押さえが執行されます。

財産を差し押さえられる

差し押さえがどのタイミングで行われるのかも気になるところですが、財産隠しなどの可能性もあるため納税者に具体的な日程が知らされることはありません。

つまり差し押さえ通知の支払期日を過ぎれば、翌日以降いつ差し押さえになってもおかしくないということです。

自動車税の納税額

軽自動車の納税額は一律10,800円ですが、乗用車に関しては車の排気量に応じて以下の金額となっています。

自家用乗用車

自家用乗用車の納税額
1.0リットル以下 (25,000円)29,500円
1.0リットル超~1.5リットル以下 (30,500円)34,500円
1.5リットル超~2.0リットル以下 (36,000円)39,500円
2.0リットル超~2.5リットル以下 (43,500円)45,000円
2.5リットル超~3.0リットル以下 (50,000円)51,000円
3.0リットル超~3.5リットル以下 (57,000円)58,000円
3.5リットル超~4.0リットル以下 (65,500円)66,500円
4.0リットル超~4.5リットル以下 (75,500円)76,500円
4.5リットル超~6.0リットル以下 (87,000円)88,000円
6.0リットル超~ (110,000円)111,000円

()内の税率は、令和元年9月30日以前に初回新規登録を受けた車の税率です。

出典:東京都主税局

延滞金の計算方法

納税額や税率をもとに、実際の延滞金をシミュレーションしてみます。

延滞金の税率

自動車税の延滞金の税率(令和元年度)は以下の通りで、納期限から1か月を過ぎているかどうかで税率が大きく変わってきます。

自動車税の延滞金の税率
期間 年率
納期限の翌日から1か月を経過するまでの期間 年2.6%
納期限の翌日から1か月を経過した日以降の期間 年8.9%

延滞金の計算方法

延滞金=【税額×日数A×2.6%÷365日】+【税額×日数B×8.9%÷365日】

  • 日数A
    納期限の翌日から1月を経過する日までの期間の日数
  • 日数B
    納期限の翌日から1月を経過した日から納付日までの期間の日数

出典:東京都主税局:延滞金の率

延滞金をシミュレーション

試しに、45,000円の自動車税を3ヵ月滞納した場合の延滞金を計算してみます。

延滞金=【45,000円×30日×2.6%÷365日】+【45,000円×60日×8.9%÷365日】=96円+658円=754円

延滞金は1,000円以上から請求されるので、この時点では実質延滞金は発生しません。

では、同じ金額を6ヵ月延滞した場合はどうでしょうか。

延滞金=【45,000円×30日×2.6%÷365日】+【45,000円×150日×8.9%÷365日】=96円+1,645円=1,741円

延滞金は合計1,741円ですが100円未満は切り捨てなので、実際の請求額は1,700円となります。

自動車税が払えない時は借入も一つの方法

自動車税の滞納で給料や車を差し押さえられると生活に支障が出るだけでなく、社会的信用を失うリスクもあります。

そのような事態になる前に何とか支払いをしたいところですが、どうしても目処が立たない場合はカードローンなどで借入をするのも一つの方法です。

カードローンは毎月安定した収入があればアルバイトの方でも借入ができる上、契約手続きもすべてネットで行えます。

また返済はリボ払いなので、仮に10万円借りても月々の返済額は3,000円程度とそれほど負担も大きくありません。

ちなみに1~2ヵ月で返済の目処が立つ場合は、無利息期間がある以下のカードローンがおすすめです。

無利息期間中に完済すれば利息は1円もかからないので、低金利な銀行カードローンで借りるよりもむしろお得です。

無利息期間のあるカードローン
カードローン 無利息期間
プロミス 借入日の翌日から30日間
アコム 契約日の翌日から30日間
アイフル 契約日の翌日から30日間
レイクALSA 契約日の翌日から60日間
5万円まで契約日の翌日から180日間
LOANME編集部
記事の執筆・編集株式会社クリオ LOANME編集部

体験者へのインタビューや編集者自身も経験したうえで安全で役に立つ利用方法を紹介しています。


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